2016年度研究会

日本価値創造ERM学会 創立10周年記念シンポジウム 第1回5月13日(金)

■テーマ: 「ESGの観点から見た価値創造と資本市場」

■日時: 2016年5月13日(金) 16:30~18:30 (18:40~懇親会)

■場所: 学士会館(千代田区神田錦町3-28 )   http://www.gakushikaikan.co.jp/access/

■プログラム

●主催者あいさつ 16:30-16:40

●第1部:基調講演  16:40-17:30

 

「ガバナンスを中心としたESG改革の最新事情」

講師     堀江 貞之 氏  (野村総合研究所上席研究員)

 

日本価値創造ERM学会 創立10周年記念シンポジウム 第2回7月22日(金)

当学会発足後10年間において、金融サービス業に最も大きな影響をもたらしたのは、リーマンショック後のグローバルな金融監督規制の強化であろう。これが本邦金融機関経営のあり方をどう変化させたかを大きな目で振返る。政治経済や情報技術の進歩等、次の10年間の外部環境の変化を展望し、あらためて金融サービスの原点を見据え、ERM、リスクアピタイトフレームワーク、ガバナンス改革等を通じた価値創造の意義を金融サービスの利用者、提供者、監督者の観点から長期視点で議論する。

■テーマ: 「規制哲学転換の下での金融機関経営の在り方と今後の展望~金融機関の価値創造、ERMの進化の方向」
■日時: 2016年7月22日(金) 16:00~18:15 (受付開始15:30~/懇親会18:30~)
■場所: 学士会館(千代田区神田錦町3-28 ) 3階 320号室 http://www.gakushikaikan.co.jp/access/

■プログラム

  • 主催者あいさつ 16:00-16:10

安井 肇    ( 日本価値創造ERM学会 理事    モルガンスタンレーMUFG証券顧問)

第1部:基調講演  16:10-17:00

「金融規制の潮流と銀行ERM」
講師  吉藤 茂 (三菱UFJフィナンシャルグループ 執行役常務グループ CAO 兼監査部長)
CAO : Chief Audit Officer

【要旨】

バーゼルⅡの根底に流れていたバンカーとリスク管理とイノベーションに対する当局の信頼が崩れ、国際金融規制の見直しはリスク管理の改善から資本の絶対量の引き上げに移った(2016年4月、ISDAにおける森金融庁長官講演)。リスク感応度よりも簡素さと比較可能性に比重を移しつつあるバーゼルⅢや、乱立する各国独自規制とその域外適用というグローバル規制からマルチナショナルな規制へと益々複雑化する金融規制の潮流を先ずは概観する。その上で、リーマンショック以降、銀行が取り組んできたリスクカルチャーの浸透というベーシックな活動や、ストレステストを強化しながら構築してきたRAF(リスク・アペタイト・フレームワーク)を紹介。規制動向を含め不確実性の高まる環境の中で、必要とされるERMの要件は何か考える。

第2部:パネルディスカッション 17:00-18:15

「グローバルな金融監督規制と金融機関のERMによる価値創造」

パネリスト

碓井 茂樹  (日本銀行金融機構局   金融高度化センター 企画役)

玉村 勝彦  (東京海上ホールディングス  執行役員)

村木 正雄  (ドイツ証券   調査本部 マネージングディレクター)

三宅 将之  (日本工業大学大学院  技術経営研究科 教授)

モデレーター

酒井 重人 (日本価値創造ERM学会 評議員  グッゲンハイムパートナーズ代表取締役社長)    

【要旨】

基調講演でのグローバルな金融監督規制の流れを踏まえ、我が国の各金融機関におけるERMを通じた価値創造が、果たしてどのように目指されてきたか、また金融機関のビジネスモデルが大きく変化しつつある中で、ERMのアプローチがどのような形でなされてゆくことにより、価値創造が可能になるのか、といった点を中心に、監督、金融機関、投資家等の観点から議論を深めてみたい。

懇親会  18:30~20:00

 

第10回JAVCERM 研究発表大会・創立10周年記念シンポジウム(第3回)プログラム

 

日時: 2016年9月9日(金) 10:00~18:15(9:30受付開始)

場所: 明治大学 アカデミーコモン2階(千代田区神田駿河台1-1)

http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html

 

○会長挨拶   10:00~10:10

○<研究報告>  10:10~15:15(各30分)

研究報告Ⅰ:『リスクマネジメントの広がり』10:10~11:40 座長:三宅 将之(日本工業大学)

1)「事業投資のリターンを高める業務プロセス」 小川 康(インテグラート)

2)「農業のリスクマネジメント:契約栽培とリスク」 松本 俊一郎(明治大学)

3)「欧州年金基金のストレステストについて」 杉田 健(年金シニアプラン総合研究機構)

○昼休み   11:40~13:00(理事会 12:00~13:00)

○総会        13:00~13:30

 

研究報告Ⅱ:『ESG投資』 13:30~15:30(各30分)   座長: 加藤 康之(京都大学)

4)「わが国で取り組むべきESGのS課題に関する考察」 三木 隆二郎(年金シニアプラン総合研究機構)

5)「ESG情報の株式投資への活用可能性」    大本 隆・米田 尚史(野村アセットマネジメント)

6)「機関投資家のESGインテグレーションと企業のマテリアルな情報開示」   宮井 博・杉浦 康之(日興リサーチセンター)

7)「個別企業バリュエーションにおけるガバナンスおよびESGファクターの有効性について」  伊藤 佳一(SMBC日興証券)

NameSize

<創立10周年記念シンポジウム【第3回】>

16:00~18:15(15:30受付開始)

『~価値向上に向けた企業の動き~ESGの観点から見た価値創造と資本市場』

開会挨拶 16:00-16:10       川北 英隆 (日本価値創造ERM学会 会長  京都大学名誉教授)

第1部:基調講演  16:10-17:00

「株主価値向上に向けて最近の日本企業の動き~株主資本コストを意識したROEの向上」

太田 洋子 (野村證券株式会社   金融工学研究センター長)

第2部:対談 17:15-18:15

「企業と投資家の意見交換の現場」

安藤 聡 (オムロン株式会社 執行役員常務 )

川北 英隆 (日本価値創造ERM学会 会長  京都大学名誉教授)

 

○懇親会    18:30~20:00


2016年度 日本価値創造ERM学会 創立10周年記念シンポジウム第4回(最終回)11月18日

テーマ: 「企業における価値創造ERMの実践」

        ~多様な実践の形態からERM実践のあり方を考える~

■日時: 2016年11月18日(金) 16:30~18:30 (18:40~懇親会)

■場所: 学士会館 2階 202号室(千代田区神田錦町3-28 )

■プログラム

●第1部: 基調講演 16:40-17:30

城西国際大学特任教授 日本価値創造ERM学会設立会長   刈屋 武昭

「経営と価値創造ERM ~ショッピングセンターを事例として」

 ●第2部: パネルディスカッション 17:30-18:30

「企業におけるERMの実践 ~実務担当者からの提言」

<パネリスト>

日産自動車株式会社  グローバル内部監査室 主管(コ ーポレートリスクマネジメント)   菅原  正

 

関西大学大学院 博士課程前期過程

( 前株式会社ユー・エス・ジェイ 法務部兼総務部 コ ンプライアンス・リスク担当 次長)  大森 勉

 

東京ガス株式会社 リビング企画部 ライフバル監査役チーム 担当副部長

兼 日本価値創造ERM学会 副会長                    吉野 太郎    (兼モデレータ)

NameSize